北欧とオランダとチェコ旅行の情報書庫

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北欧旅行 基本情報5 航空券の選び方

 

日本から北欧へ行きたい 直行便があるのはどこの国?

北欧内で日本からの直行便があるのはフィンランド航空の東京ーヘルシンキ便(往路10時間30分、復路9時間40分程度)のみ(2017年6月現在)。

ヘルシンキ便はその他のヨーロッパ各都市への便と比べフライト時間が短く、各都市への乗り継ぎポイントとしても人気です。

  

時間に余裕があるなら選択肢に入れたい乗継便

日本から北欧へ行く場合、時間に余裕があるのなら乗継便を視野に入れると選択肢がぐっと広がります。

 

例えば

出発地(成田) - 中継地(ドバイ)- 目的地(ストックホルム)

出発地(成田) - 中継地(バンコク) - 目的地(ストックホルム)

 

この場合、チケットの発券と荷物のチェックインは成田で行い、中継地で荷物のピックアップはせずにそのまま飛行機だけ乗り換えます。

 

中継地で乗り継ぎの時間が十分とれる場合は、ミニ観光を組み合わせることもできます。

 

国際的に中継地点となるハブ空港が増える傾向にあり、ますます選択肢は広がっています。

 

そして最近穴場なのが、今年日本との直航便が竣航したポーランド航空のワルシャワ乗り換え。竣航したばかりの便はセール価格になっていることもあるので要チェックです。

 

 

 

IN&OUTの国を考える

日本から北欧への旅行(特に観光)を考える場合、ほとんどの方は1都市滞在型ではなく複数の都市を周遊するプランを立てるのではないでしょうか。

 

そうなってくると気になるのが、各国をどう周るのかということ。北欧国内の移動方法も勘案しないといけませんが、まずはIN(到着)とOUT(帰国)の空港をどこにするかということを考えましょう。

 

周遊範囲が広い場合→1都市往復の航空券よりも周遊チケットの方が移動に無駄がない

例えばコペンハーゲンにIN(到着)し、ストックホルムヘルシンキと移動した場合。

1都市往復の航空券ですとまた振り出しのコペンハーゲンに戻らないといけません。

 

ヨーロッパ内の国間航空券は安いものの、乗り継ぎのリスクや時間のロスを考えると単純往復チケット、プラス、自分でヘルシンキ-コペンハーゲンのチケットをとってコペンハーゲンで出国手続きをするよりも、コペンハーゲン(IN)、最終目的地のヘルシンキ(OUT)の周遊チケットの方が便利です。

 

実はこの周遊チケット、1都市往復の航空券と価格に差がない場合もあるので発券前に旅のルートを複数想定して検索してみるのがおすすめです。

 

周遊範囲が比較的狭い場合、時間に余裕がある場合→単純往復チケット

例えばフィンランドエストニアの2カ国の場合、はたまたスウェーデンフィンランドエストニアの3カ国の場合、さらには時間に余裕があるのなら、出発地点からぐるっと戻ってきて同じ空港から帰国する単純往復チケットで十分ということも。

 

時間はかかるものの一番経済的なのは乗継ありの単純往復チケットです。

予算と時間、総合的にみてどこを取るか。

これを悩むのも旅の準備の楽しみだったりしませんか。